皆さまこんにちは。
訪問看護ステーションたいわです。
2021年も早3か月が過ぎ、満開の桜が少しずつ風に吹かれて空を舞う季節となっています。
訪問看護ステーションたいわは、開設1周年を迎えます。
誰もが未経験で始めた訪問看護事業でしたが、ご縁を賜った皆さまのご支援やご助力により今日という日を迎えることが出来たのだと痛感しております。本当にありがとうございます。世間知らずな私たちを優しく迎え入れてくださった地域の方々に少しでも恩返しが出来るよう、今後も精進していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
さて、この1年間はコロナによる2度の緊急事態宣言や外出の自粛があり、大人の方はテレワークや時差通勤、仕事時間の変更等、ライフワークを変化せざるを得ない場面が多々ありました。子どもたちは、学校の休校や入学式・卒業式の中止、運動会・修学旅行等の中止、規模の縮小、体育の授業方法の変更、給食を食べるスタイルも変更になり、友達との交流機会の減少や、友達同士でも距離感を考えねばならずに新たな交流方法を模索する等、困惑した1年だったのではないでしょうか。その他にも、気温や季節に関わらずマスクの着用や換気の徹底が必要になるなど、今までの”日常”が変化した年でもありました。
そんな変化した日常を応援するかのように、今年の桜は例年と比べて、雨にも負けず咲き誇っているような気がします。
何度も何度も雨に降られながら、それでも変わらず毎年花を咲かせ続けている桜を眺めていると勇気づけられますね。
100年前のスペイン風邪が流行したときにも、こうやって桜を眺めて同じように感じた方がいるんじゃないかな、と思います。
時代の変化に適応していきながら、それでも変わらず花を咲かせること。私たちも時代の変化や、環境の変化に適応していきながら、それでも変わらずにもつべき大事なことがきっといろいろとあると思います。
訪問看護ステーションたいわも、2019年に抱いた思いを忘れずに、今一度初心に返ろうという思いに至りました。
- どのような病を抱えている人であっても、対話を大事にしながらその人のリカバリーを支援すること
- 思い精神疾患を持つ人の、地域生活を支える伴走者であり続ける事
そして、会社を設立したときの理念である、3つの「わ」をこれからも大事にしていきます。
「和」「輪」「話」
和:和を以て貴しとなす。調和を大切にする。尊重しながら互いが納得いくまで議論をする。
輪:人と人との繋がりを大切にする。交流の輪を広げていく。
話:どんな時でも対話を優先する。アサーティブコミュニケーションを実践する。
社訓
私たちは、和の心をもって人や自然、街との調和を大切にします。
私たちは人と人との繋がりを大切にします。
私たちはお互いを尊重する対話を大切にします。
今年は延期されたオリンピックもあります。日本球界に田中選手が復帰する等盛り上がりも見せています。
テレビもいろいろと変わりました。失われたものもあります。変わったものもあります。良い変化も、悪い変化もあります。今までも、これからも。
それでも私たちは、いつでも、どんなときでも、病を抱えた人が地域で、自分らしく過ごすことを支え続けます。
そのための努力や進化は惜しみません。けれど、その思いだけは、これからも持ち続けていきたいと思っています。
コロナの時代、メンタルヘルスの問題はとても重要になってくると思います。
このような状況下で心を病んでしまうことは誰にでも起きうると思います。
でも、一人で抱え込まないでください。誰かに相談をしてください。
私たちもいつでも相談に乗ります。
皆で逆境を乗り越え、みんなが自分らしく笑顔で過ごせる未来を歩めるように。
いつでも遊びに来てください。
これからもよろしくお願いします。
看護師:古田 敏之
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