みなさんこんにちは。
たいわ松戸の古田です。
ちょっと前までダウンジャケットを着ていたかと思えば、あっという間に日中に半袖の子どもたちを見かける季節となってまいりました。季節の移り変わりがあっという間という気がします。
さて、今回はタイトルにもありますように、第2回、たいわ合同勉強会を行いました。
今回はたいわ松戸の大村さんのご学友、家族支援専門看護師の今井美佳さんに家族看護について講義をしていただきました。
病棟でも在宅でも、看護をするにあたって周囲の人々の協力・共闘は欠かせません。とりわけ家族はその比重が大きくなってしまいます。また、家族のいる方が対象である場合は、本人と家族は切っても切り離せない相互の影響がありますので、そこを理解することはとても大事だと思います。
ちなみに、専門看護師(CNS)について少し解説をさせていただきます。
CNSとはCertified Nurse Specialist の略称で、頭文字をとって、CNSと呼びます。
専門看護師制度は、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを目的として創設された制度(日本看護協会HPより抜粋)です。
現在は14の分野に分かれており、取得するためには5年以上の臨床経験(内3年は専門分野)を有し、大学院の博士前期課程を必要単位を履修の上で修了し、専門看護師試験に合格する必要があります。その後も5年ごとに資格の更新がある大変厳しい資格となっております。そのため、専門看護師資格を有している方は知識はもちろん、看護に対する情熱を持っている方が非常に多いです。
今回講師の依頼をしてくださった大村さんから、CNSの今井さんを紹介していただきました。
この前に社長が話していたのですが、突然大村さんに紹介を依頼していました。
社長の突然の無茶ぶりにもさらっと対応していただきありがとうございました。
講義が始まるとスタッフの皆も真剣に話を聞いています。
講義は具体例に富んでいてとてもわかりやすかったです。
本来はシステム論の話は小難しい表現が多く頭がこんがらがることも多いのですが、本当に自然に事例に落とし込んで話してくださっていたので、スッと落とし込めたスタッフも多かったのではないでしょうか。
講義終了後に今回講師をしていただいた今井美佳先生と、紹介してくれたたいわ松戸の大村さんで記念撮影。良い笑顔ですね。
これからも地域で精神科に特化した訪問看護ステーションを運営していくにあたり、様々な知識を共有してスタッフ全員の力をボトムアップ出来るような研修会を企画してまいります。学んだことは実践し、看護の対象者に還元していくことが必要です。学習会に参加した看護師の皆さまには今回の学びを是非臨床の現場で活かしてい頂ければと思います。
文・看護師:古田
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