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松戸の準備

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は今月末まで延長されました。

それに伴い学校は短縮日課が続いています。先の見えない感染症対策によって、子どもの勉強の遅れはもちろんの事、情操教育への影響や家庭で過ごすことが増えたことによる父母の負担の増加とそれに伴う弊害などなど。コロナはそれ以前と比べて私たちの生活に多大なる影響を今も尚与え続けています。

わたしたち訪問看護ステーションたいわは、コロナの流行という未曽有の危機の中で誕生し、これまで様々な皆様のもとへ訪問をさせて頂いております。このような状況だからこそ、こころのケアを提供する身として精神科看護はもとより、どのような方々に対しても精神看護が行えるよう日々研鑽を積む必要性を切に感じています。

さて、そんな訪問看護ステーションたいわは、10月より千葉県松戸市にもOPENする予定です。決してスタッフがたくさんいるわけでもなく、余裕があるわけでもないのですが、様々な人の協力や縁があってこのような形を取ることが出来ました。自分たちが病棟時代に感じたアウトリーチの必要性を、病院の外から。病院をはじめ、相談支援事業所や就労支援、行政や家族の方々等と連携をしていきながら、実践していき、少しでも精神保健福祉の向上に寄与していきたいと思っています。

訪問看護ステーションたいわ松戸は、アパートの1階をお借りして、10月1日にスタートさせていただく予定です。写真はとりあえず必要な物品を集めて申請が出来るようにした頃です。この頃は訪問の合間や休みの日に準備していました。まだ採用する予定の人も決まっていない頃でしたので、本当にこれが使われる日は来るのだろうかと思いながら準備をしていました。途中、何度も松戸での訪問看護は止めにする話が挙がったのですが、その度に不思議なご縁があり、こうして開設が本決まりになるまでに至りました。

パソコンを買って設定したり。

パソコンはDELLです。国産のPCを使う所が多いのでしょうか。でも、世界シェアは確か2位くらいだったので、値段と質を考えればとっても優秀。

プリンター台を組み立ててプリンターを載せたり(この頃は手が腱鞘炎だったのでプリンターを載せるのも一苦労でした)

この頃からはしっかりと事務所な感じですね。

新しく入ってくださった職員の方々は女性が多いので、事務所を華やかにするべく奮闘してくれています。

僕はパソコンの設定をしたりしながら感心することしかできていませんでした。

やっぱり、男性・女性、どちらもいると相乗効果で良いものが出来るなと思います。


どんどん準備は進み、きっとあっという間に10月を迎えることかと思います。

コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除されていることを願います。だからといって生活様式が元に戻るわけではなく、今まで通りの感染症対策の徹底が必要です。

もちろん、ワクチンの接種が進んできたことで重症化する方は減ってきているとの報告もあります。人は様々な環境の変化にも適応しながら今の文化を築いてきました。なので、きっとこれから先、どんどんと今の世情に合った文化が形成されていく事でしょう。

しかし、やはり人と対面で会って話すことで得るものは大きいと思います。感情の機微を感じ、その人を思い、ぬくもりを感じ、共に笑い合う。そんな今まで当たり前として意識をしてこなかったことをコロナは吹き飛ばしてしまいました。

無くして初めてわかる失ったものの大きさ。どんなことにも言えることだと思いますが、コロナは私たちのこころに大きな影響を与えたのだと思います。

こころは目に見えるものでもなければ、確かなものでもありません。

でも、誰しもがその存在は認知し、感じるものでもあります。

そのこころをケアする専門家として、松戸の開設に向けて初心を忘れずに邁進します。

皆さまのご助力あってのたまものですので、どうか、お力添えをお願い致します。

訪問看護ステーションたいわ

事業所番号 1160890301

〒343-0835 

埼玉県越谷市蒲生西町2丁目4-22

TEL 048-999-6089 

FAX 048-999-6099

 

訪問看護ステーションたいわ松戸

事業所番号 1262490829

〒270-0006

千葉県松戸市大金平5-384-2

KMハセガワ101

TEL 047-711-6806

FAX 047-711-6807

訪問看護ステーションたいわ渋川

事業所番号 1060890116

〒377-0008

群馬県渋川市渋川917-1

サンテラス弐番館A棟101号室

TEL 0279-26-9588

FAX 0279-26-9589