看護師を目指したきっかけは、障害がある人の支援をしたいという思いでした。資格取得後に重症心身障害児(者)施設で働きながら施設外の活動に参加していく中で、在宅での生活の支援が必要であること、生活を支援する方のサポートが必要であることを痛切に実感しました。在宅での生活に支援が必要な方と聞くと、すぐに思いつくのは身体的にハンディキャップのある方が多いかと思います。もちろん、身体的なハンディにより生活し難い方も多いのです。しかし、精神科で勤務することで、日本では精神疾患を患っている方の地域や在宅での生活が難しいことが往々にしてあることがわかりました。精神疾患を患っている方は、自己決定や自己実現が阻害されている場面も多いのが現状です。そういった方々の支援を通して、全ての人が在宅で自分らしく生活が送れるよう尽力していきたいと思っています。
-経歴-
2009年 埼玉医科大学付属総合医療センター看護専門学校 卒業
2009年 埼玉医科大学付属総合医療センター川越病院 手術室勤務
2012年 東部療育医療センター 小児神経内科病棟勤務
2016年 順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院 精神科閉鎖病棟勤務
2020年 訪問看護ステーションたいわ 設立に尽力