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『それしかないわけないでしょう』

ご覧いただきありがとうございます。

 

事務の古田です。

 

わたしは毎月一度、小学校で絵本の読み聞かせボランティアの活動をやっています。

 

今年度はリアクション抜群の1年生を担当させていただき、パワーをもらったり吸い取られたりしながら楽しい一年を過ごしました。

大人になって自分のために自分で絵本を選ぶという機会はなくなってしまいますが、漫画とも小説とも違う、絵本の魅力をこの活動を通して再発見しています。

 

学期に一度、こんなふうに読む本の候補を持ち寄って、季節や子どもの成長段階を考慮しながら会議をします。

今年は思いつきで絵本を振り返る絵本を作成してプレゼントしました。新しい環境で覚えることの多い一年生でしたが、みんなよく内容を覚えてくれていました。読んでもらった本って、自分一人で読んだ本とは記憶の残り方が違いますよね。

 

(ちなみに完成した絵本の写真は撮り忘れました…。)


わたしはとくにヨシタケシンスケさんの絵本が大好きで、キャラクターの絶妙な表情がお気に入りです。

 

その中で、今回おすすめしたいのは『それしかないわけないでしょう』

このお話は、お兄ちゃんから「みらいはたいへんなんだぜ」って教えられた主人公がおばあちゃんに相談することで始まります。

(画像は白泉社のHPから引用させていただきました。https://www.hakusensha.co.jp/books/9784592762379)

 

「みらいのことなんてだれにもわからない」のだから、「〇〇になる→だから××するしかない」なんてことはない。色々な可能性があって、色々な選択肢があって、そこから未来を作っていく…。

これは、日ごろの訪問看護にも繋がってくる話だと感じました。

一人だと「〇〇するしかない」と考えて自分を追い詰めてしまうことがあります。

そんな時に、対話をすることによって「それしかないわけないでしょう」って視野を広げたり、よりよい選択肢を一緒に見つけたりしていけると思うんです。

選ぶ選択はひとつでも、一つや二つの中の消去法なのか、たくさんの選択肢から選んだものかどうかで気持ちのあり方も変わってきますよね。

 

子どもの無限の可能性にはかなわないと常日頃思ったりもしますが、行動範囲が広がったり知識が増えたことで、子ども時代とはまた違った無限の世界があるのかも…と思えました。

季節は春、ちょっと新しい未来をつくる為に一歩踏み出すのも素敵ですね。

 

 

 

文:古田 麻由

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